Company nameNATiAS Inc.
LocationHead Office
〒650-0047
5-5-2 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Kobe international business center 3F

R&D/Process Development/Pilot Mfg. Lab
〒650-0047
5-5-2 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Kobe international business center 2F

GMP Mfg. Lab/Quality Control Lab
〒650-0047
7-1-6 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Medical Device Development center 3F
Date of establishmentOctober 2, 2015
CEOMasanori Kataoka

エアマスセンサー 【ふるさと割】

エアマスセンサー
トラブルシューティングの際部品まきかえに使用、誤診断の為出品 エアマスセンサー 【適合車種】 BMW ・E81 E87 1シリーズ 130i ・E82 E88 1シリーズ 125i 128i ・E90 E91 E92 E93 3シリーズ 323i 325i 325xi 328i 328xi 330i 330xi ・E60 5シリーズ 523Li 523i 525Li 525i 525xi 528i 528xi 530Li 530i 530xi ・E61 5シリーズ 523i 525i 525xi 530i 530xi ・E63 E64 6シリーズ 630i ・X1 E84 25ix 28ix ・X3 E83 2.5si 3.0i 3.0si ・X5 E70 3.0si ・Z4 E89 23i 30i 【品番情報】 ・1362-7551-638/8ET009.142-631 【商品メーカー】 ・HELLA製用品の種類...その他
ゾウ舎屋内で、鼻を伸ばして頭上の干し草を食べようとするアジアゾウ=札幌市中央区で2022年8月15日午後2時4分、高橋由衣撮影 拡大
ゾウ舎屋内で、鼻を伸ばして頭上の干し草を食べようとするアジアゾウ=札幌市中央区で2022年8月15日午後2時4分、高橋由衣撮影

 近くに転がっていた丸太を踏み台に、アジアゾウが長い鼻をめいっぱい高く伸ばした。約5メートルの高さからつり下げられた干し草を鼻先でぎゅっとつかみ、口に運ぶ。近くでは土の中からリンゴを見つけたゾウもいる。札幌市円山動物園のゾウ舎では4頭のゾウが生き生きと動き回る。

 屋内外計約5200平方メートルと国内最大級のゾウ舎には、野生のアジアゾウが生息するミャンマーから寄贈された雌3頭、雄1頭が暮らす。札幌市動物園条例は身体的・精神的な健康状態を示す「動物福祉」の確保を盛り込んでおり、ゾウ舎はその象徴的な施設だ。

 地面には1メートルほどの厚みで土が敷かれ、足にかかる負担を減らしつつ、運動量を増やす。エサを土の中に隠したり、高いところに置いたりすることで、エサを求めて1日平均約17時間も歩き回るゾウ本来の習性を引き出す。また、研究データにもなるふん尿や血液を採取する際も、飼育員がゾウと柵を隔てて接することができるよう訓練し、ゾウにかかる無駄なストレスを軽減。屋内にも土を敷き詰め、室温を20度に保つなど冬季にも備えている。

ゾウ舎に施された動物福祉上の工夫を話す動物専門員の小林真也さん=札幌市中央区で2022年9月27日午後1時53分、高橋由衣撮影 拡大
ゾウ舎に施された動物福祉上の工夫を話す動物専門員の小林真也さん=札幌市中央区で2022年9月27日午後1時53分、高橋由衣撮影

 ゾウを日々、近くで観察する動物専門員の小林真也さん(45)は「目が穏やかで、体格も良く、のんびり暮らしている。少なくとも(目的なく同じ動きを繰り返す)常同行動は見られない」と評価する。

 日本動物園水族館協会(JAZA)によると、アジアゾウの国内での繁殖事例は21例で、順調に成長しているのは10頭にとどまる(今年6月時点)。円山動物園では10月上旬、雌1頭の妊娠が確認された。順調に育てば、2023年3月から24年1月ごろの出産が予想されている。

 野生のゾウは本来、年間を通して温暖な地域に生息し、雌を中心とした群れの中に発情を迎えた雄が近づき交尾する。円山動物園のある札幌は冷涼な気候だが、最終的に目指すのはこの形だ。「時間はかかると思うが、ゆくゆくは雌3頭とも出産までいけるのではないか」。小林さんは既に手応えを感じている。

「自己評価」作成へ

 先進的な取り組みが進む円山動物園だが、1951年の開園後しばらくは、全国の動物園と同じように集客増目当てのパフォーマンスが先行していた。踏み台でゾウを前脚立ちさせたり、カンガルーと人を戦わせたりするなど、今では想像しがたい光景があった。

昭和30年代に撮影された、小さな台座の上で後ろ脚を浮かせるゾウ=札幌市円山動物園提供 拡大
昭和30年代に撮影された、小さな台座の上で後ろ脚を浮かせるゾウ=札幌市円山動物園提供

 その後、来園客の減少に加え、種の保存への取り組みが重視され始めたことなどもあり、07年に基本構想をまとめた。しかし、繁殖のための同居訓練をしていた雌のマレーグマが15年に雄に攻撃されて死亡するなど、飼育上の問題が相次いで露呈。札幌市動物管理センターから改善勧告を受けた。こうした中で行き着いたのが、条例にも盛り込まれた「動物福祉」重視の考え方だ。

 世界動物園水族館協会(WAZA)によると、動物福祉は、動物の行動▽栄養▽環境▽健康▽精神――の五つの観点から、科学的な知見に基づいて判断される。

 JAZAも動物福祉の国際基準に準じた100項目以上のチェックリストを作成しており、評価員の育成と並行して、28年3月までに加盟する動物園90カ所・水族館50カ所全てを評価する。ただ、JAZAの岡田尚憲事務局長は「あくまで会員が自主的に改善するための目標を示すもの」と説明する。

 国内外の動物園に詳しい帝京科学大の佐渡友陽一講師(動物園学)は動物福祉について「動物本来の性質を知り、野生での行動を把握することにつながる。結果的に生物多様性の保全にも関わる」と意義を説明する。

 家畜動物を中心に60年代から動物福祉の考え方が広がっている欧米では、動物の飼育に対する市民団体などからの批判が厳しく、動物福祉は「批判されないための防御策」としての側面もあるという。国際的に連携しながら保全に取り組むためにも、佐渡友講師は「業界内の自主基準を高めていくことが必要」と強調する。

 こうした中、円山動物園はJAZAによる外部評価とは別に、定期的なチェックと改善による自己評価を行う方針を動物園条例で定めた。現在、自己評価の規定や基準づくりを議論しており、来年3月までに自己評価を済ませる見込みだ。自己評価は、動物ごとの栄養状態や飼育環境のほか、動物ごとに異なる年齢や健康状態も加味して行う。

 目指すのは、飼育員の経験を含めて動物福祉を評価する「円山モデル」の構築だ。自己評価づくりに関わる円山動物園の本田直也さん(46)は「動物の『安心感』や『満足感』は指標化できず、科学的知見だけに頼ることはできない。動物の目線に立つことができる飼育員だからこそ分かる『暗黙知』を交えて、考えなければならない」と強調した。【高橋由衣】

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