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LocationHead Office
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Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
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〒650-0047
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〒650-0047
7-1-6 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Medical Device Development center 3F
Date of establishmentOctober 2, 2015
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観光船「KAZU I(カズワン)」=知床遊覧船のウェブサイトから 拡大
観光船「KAZU I(カズワン)」=知床遊覧船のウェブサイトから

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、事故直後に海上保安庁へ救助を求めて寄せられた118番の詳細な内容が、第1管区海上保安本部の受理記録から明らかになった。毎日新聞が1管に情報公開請求し、関係文書を入手した。記録からは、当時の緊迫したやり取りや急転していく状況が読み取れる。

 カズワンは4月23日午前10時ごろ、ウトロ漁港(北海道斜里町)を出発した。記録によると、最初の118番は午後1時13分。カズワンとやり取りしたという同業者からだった。「アマ無線で『沈みそうだ』と言ってきた。知床遊覧船のカズワン。乗客がいる」「(現在地は)カシュニの滝辺り」と伝えた。

カズワンの事故をめぐる118番 拡大
カズワンの事故をめぐる118番

 その5分後。今度はカズワンから「船首浸水、沈んでいる。バッテリーダメ。エンジン使えない」と深刻な事態を伝える通報があった。実際には24人の乗客がいたが、この時は「10人くらい」と説明されている。関係者によると、カズワンの乗員は乗客の携帯電話を借り、118番していた。豊田徳幸船長=死亡=の携帯電話が現場海域の大半で通信エリア外だったためとみられる。

 午後1時47分には、運航会社「知床遊覧船」関係者が「カズワンはどうなった? 漁船は(救助に)出られないと言われた」と118番で1管へ問い合わせている。「ヘリじゃないと間に合わない。沈む。ライフジャケットは着けさせた」と状況も伝えた。事態は悪化の一途をたどっていた。

 知床遊覧船の関係者は午後2時16分にも再び通報。「乗船者26人」と正確な内訳を知らせつつ、最悪の事態を想起させる言葉を続けた。「繰り返し携帯に架電するも連絡取れず」。「午後2時ごろの『船首が30度ほど傾いている』との連絡を最後に、カズワンと連絡が途絶えた」という。

 この日は天候の悪化も予想されていたが、知床遊覧船の桂田精一社長は23日午前8時ごろ、豊田船長と協議してカズワンの出航を決めた。運航中は事務所で待機すべき運航管理者だったにもかかわらず、桂田社長はその後に遠く離れた北見市へ向かったことが判明している。【谷口拓未】

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