Company nameNATiAS Inc.
LocationHead Office
〒650-0047
5-5-2 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Kobe international business center 3F

R&D/Process Development/Pilot Mfg. Lab
〒650-0047
5-5-2 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Kobe international business center 2F

GMP Mfg. Lab/Quality Control Lab
〒650-0047
7-1-6 Minatojima-Minamimachi,
Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo
Medical Device Development center 3F
Date of establishmentOctober 2, 2015
CEOMasanori Kataoka

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ジブリパークの「地球屋」のテラス©Studio Ghibli=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影 拡大
ジブリパークの「地球屋」のテラス©Studio Ghibli=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影

 2005年愛知万博のパビリオン「サツキとメイの家」。スタジオジブリの映画「となりのトトロ」の主人公が暮らす木造家屋を再現した建物は万博閉幕後も残され、今なお年間10万人以上が訪れる人気施設だ。ジブリパークの開園に向けて、この建物を手掛けた大工や職人たちが再び集められた。

 「逸品製品の集合体」――。工作舎中村建築(名古屋市千種区)代表で大工の中村武司さん(57)は忠実に再現された建物に胸を張った。

 中村さんは39歳のとき、ジブリの宮崎吾朗監督から「サツキとメイの家」の施工を任された。「個人の大工に依頼されたのは、特別でラッキーなこと。背伸びではなく、チームであればできる」と左官工や瓦焼きの職人ら仲間たちを集め「本物の家」を目指した。作品設定と同じ昭和当時の建築手法や資材を使い、台所やトイレは実際に使うこともできる。完成後も15年以上にわたり、メンテナンスを担ってきた。

 この仕事ぶりこそが宮崎監督の信頼につながり、ジブリパーク開園を前に再び声がかかった。宮崎監督は「サツキとメイの家がきちんと残っていたことが、ジブリパークにつながっている」と語っている。

 今回、中村さんがジブリパークで手掛けた一つが、映画「耳をすませば」の舞台となった骨董(こっとう)品店の「地球屋」。木造の洋館を再現するため、建具や部材一つ一つを、既製品ではなく職人の手で作り上げた。

 例えば作品でも描かれている地球屋のテラス。手すりを支える柱は、上部にそろばん玉のような特殊な形状が含まれている。約170本必要で、図面を基にどう作るか考えた結果、1本の柱を三つの部分に分け、兵庫県のそろばん職人にパーツの製作を依頼した。

 他にも「トトロ」の形をした高さ約5メートルの木造遊具は、目と鼻を愛知県瀬戸市の陶芸家が陶器で作り、爪とひげは岐阜県羽島市の鍛冶職人がステンレス鋼を打って形にしていった。再集結した職人たちと新しい仲間たち。彼らに対する宮崎監督の信頼と職人の技がジブリの世界の再現性を高めている。

 中村さんは「(宮崎監督は)職人をその気にさせる場作りがうまい。職人は信頼されて任せられれば、出来栄えは間違いなく良くなる。建物を見て、職人の発想と職人の熟練した技術を感じてほしい」と話す。

異国風の門、公園内へ移築

 中村さんの技術が生かされているのはメインエリアだけではない。すでに一般開放されている「べんがら塗り」の赤い塀が目を引く異国風の門も中村さんによって、公園内への移築が実現した。

名古屋市内にあった「旧料亭稲本」の楼門を移築、復元した「稲楼門(とうろうもん)」=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影 拡大
名古屋市内にあった「旧料亭稲本」の楼門を移築、復元した「稲楼門(とうろうもん)」=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影

 この門はかつて名古屋市中村区の中村遊郭で名をはせた「稲本楼」の別館として、昭和初期に増築され、その後衣替えした旧「料亭稲本」の敷地内に2018年まであった。名古屋市の都市景観重要建築物にも指定されていたが、持ち主が手放し、取り壊されることが決まっていた。

 中村さんは「映画『千と千尋の神隠し』のイメージで、何かに生かしてもらえるのではないか」と宮崎監督らに声をかけ、視察に訪れた宮崎監督は、その場で門を譲り受けることを決めた。

公園内に移築された門の前で写真に納まる大工の中村武司さん(右)とかつての持ち主だった稲川守彦さん=愛知県長久手市の愛・地球博記念公園で 拡大
公園内に移築された門の前で写真に納まる大工の中村武司さん(右)とかつての持ち主だった稲川守彦さん=愛知県長久手市の愛・地球博記念公園で

 門は屋根瓦から順に手で解体し、園内で復元する形で移築した。腐っていた柱の根元は補修し、破損した屋根の飾りは愛知県碧南市の鬼師が作り直すなど、意匠を凝らした。

 「子供の頃から見てきたが、きれいになりましたね」。門の所有者だった稲川守彦さん(83)が14日、完成した門を見るため公園を訪れた。門は祖父の代に作られ、柱にボールをぶつけてしまった思い出もある。「料亭を畳み使い道がなく、残念ながら壊そうと思っていたが、譲渡が決まり喜びました」

 ジブリパークの開園に合わせ門の周囲には休憩所が整備され、稲楼門(とうろうもん)広場と名付けられた。すでに写真スポットとして人だかりができている。新たな形での門を復活させた中村さんは「達成感があり非常にうれしい」と喜んだ。【酒井志帆】

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